ギルドパクトドラフトの雑感
2006年1月27日コメント (4)ドラフトの結果です。
1回目6ドラ総当りで3−2。黒青赤。
2回目6ドラチーム戦1−2。赤白緑青。チーム敗北。
今回ギルドパクトを堪能してきました。最高です。ここまで環境が変わるとは・・・改めてマジックの恐ろしさを感じましたよ。まず最初にやった黒青赤の感想。
デッキタイプ:ディミーア+イゼット
まずこのタイプのデッキの勝ちパターンを考察。飛行で殴って地上がっちり、といいたいところですが正直言って戦略は微妙に変わると思います。今回はラヴニカが減ったということでライブラリー破壊は除外して考えてみます。
<アタッカーの質について>
コモンで今回増えたのが《哀悼のスラル/Mourning Thrull》《松明ドレイク/Torch Drake》、《小柄な竜装者/Wee Dragonauts》。減ったのが《破れ翼のドレイク/Tattered Drake》、《噛みつきドレイク/Snapping Drake》、《検分するスプライト/Surveilling Sprite》、《屋根伝いのワイト/Roofstalker Wight》《ディミーア家の護衛/Dimir House Guard》。比較すると弱体化は歴然。
<ブロッカーの質について>
《オルゾフの安死術士/Orzhov Euthanist》、《眠れぬ骨/Restless Bones》、《鉱岩流液獣/Petrahydrox》。減ったのは《潮水の下僕/Tidewater Minion》、《幻の漂い/Drift of Phantasms》、《臭い草のインプ/Stinkweed Imp》、《ヴィダルケンの幻惑者/Vedalken Entrancer》と一番欲しいところが減ってつらい・・・
<その他の注目クリーチャー>
《オーガの学者/Ogre Savant》、《蒸気核の奇魔/Steamcore Weird》、《イゼットの時術師/Izzet Chronarch》。ほとんどスペル扱いのクリーチャーでありあまり過信は出来ない。あと全体的に重いためテンポが悪い。《オーガの学者/Ogre Savant》は《ヴィダルケンの放逐者/Vedalken Dismisser》の代わりとはいえパワーが3あるので相討ち要員としても優秀、1マナの軽さも心強い。《イゼットの時術師/Izzet Chronarch》のピックの優先順位はスペルの強さにかかってる。逆に赤の《ブリキ通りの悪党/Tin Street Hooligan》、《血鱗のうろつく者/Bloodscale Prowler》はテンポが良いが序盤のブロッカーにしかならない。
ここらは黒寄りに行くか赤寄りに行くかでピックする順番も変わってくる。
<スペル・その他>
黒の優秀除去が軒並み減ってしまい代わりに《薄暗がりへの消失/Douse in Gloom》。デカ物への解決策にはなってないが弱いわけでもない。《現実からの剥離/Peel from Reality》は187クリーチャーと相性がいいため評価アップ。あと《焦熱の結末/Fiery Conclusion》も同様な理由で評価アップ。相変わらず《強迫的な研究/Compulsive Research》や《屍賢者の助言/Consult the Necrosages》などは積極的にピックしたい。あとデッキが全体的に重くなってマナ食い虫も多くなった、ということは印鑑の重要性も増したということだ。お帰りランドも同様。序盤はマナブーストに徹して後半にアドバンテージを取り返す形が理想なので《思考訓練/Train of Thought》、《連弾炎/Pyromatics》、《撤廃/Repeal》も評価が上がってくる。デカ物相手の解決が少ないなら《飛び火/Leap of Flame》も悪くない。
総評
・ディミーアの頃と同様デッキの中身をアドバンテージの塊にする必要がある。
・ともかく序盤をマナブースとして凌ぐ。印鑑は必須。
・デカブツに対する解決策は必須。
・優秀なスペルを早めに厳選して取る。
・線が細いのでフィニッシャーは見逃すな。
デッキ構築が大変難しいのですが、デッキの動きの面白さは保障します。あと突っ込みあればコメントよろしく。ではでは。
1回目6ドラ総当りで3−2。黒青赤。
2回目6ドラチーム戦1−2。赤白緑青。チーム敗北。
今回ギルドパクトを堪能してきました。最高です。ここまで環境が変わるとは・・・改めてマジックの恐ろしさを感じましたよ。まず最初にやった黒青赤の感想。
デッキタイプ:ディミーア+イゼット
まずこのタイプのデッキの勝ちパターンを考察。飛行で殴って地上がっちり、といいたいところですが正直言って戦略は微妙に変わると思います。今回はラヴニカが減ったということでライブラリー破壊は除外して考えてみます。
<アタッカーの質について>
コモンで今回増えたのが《哀悼のスラル/Mourning Thrull》《松明ドレイク/Torch Drake》、《小柄な竜装者/Wee Dragonauts》。減ったのが《破れ翼のドレイク/Tattered Drake》、《噛みつきドレイク/Snapping Drake》、《検分するスプライト/Surveilling Sprite》、《屋根伝いのワイト/Roofstalker Wight》《ディミーア家の護衛/Dimir House Guard》。比較すると弱体化は歴然。
<ブロッカーの質について>
《オルゾフの安死術士/Orzhov Euthanist》、《眠れぬ骨/Restless Bones》、《鉱岩流液獣/Petrahydrox》。減ったのは《潮水の下僕/Tidewater Minion》、《幻の漂い/Drift of Phantasms》、《臭い草のインプ/Stinkweed Imp》、《ヴィダルケンの幻惑者/Vedalken Entrancer》と一番欲しいところが減ってつらい・・・
<その他の注目クリーチャー>
《オーガの学者/Ogre Savant》、《蒸気核の奇魔/Steamcore Weird》、《イゼットの時術師/Izzet Chronarch》。ほとんどスペル扱いのクリーチャーでありあまり過信は出来ない。あと全体的に重いためテンポが悪い。《オーガの学者/Ogre Savant》は《ヴィダルケンの放逐者/Vedalken Dismisser》の代わりとはいえパワーが3あるので相討ち要員としても優秀、1マナの軽さも心強い。《イゼットの時術師/Izzet Chronarch》のピックの優先順位はスペルの強さにかかってる。逆に赤の《ブリキ通りの悪党/Tin Street Hooligan》、《血鱗のうろつく者/Bloodscale Prowler》はテンポが良いが序盤のブロッカーにしかならない。
ここらは黒寄りに行くか赤寄りに行くかでピックする順番も変わってくる。
<スペル・その他>
黒の優秀除去が軒並み減ってしまい代わりに《薄暗がりへの消失/Douse in Gloom》。デカ物への解決策にはなってないが弱いわけでもない。《現実からの剥離/Peel from Reality》は187クリーチャーと相性がいいため評価アップ。あと《焦熱の結末/Fiery Conclusion》も同様な理由で評価アップ。相変わらず《強迫的な研究/Compulsive Research》や《屍賢者の助言/Consult the Necrosages》などは積極的にピックしたい。あとデッキが全体的に重くなってマナ食い虫も多くなった、ということは印鑑の重要性も増したということだ。お帰りランドも同様。序盤はマナブーストに徹して後半にアドバンテージを取り返す形が理想なので《思考訓練/Train of Thought》、《連弾炎/Pyromatics》、《撤廃/Repeal》も評価が上がってくる。デカ物相手の解決が少ないなら《飛び火/Leap of Flame》も悪くない。
総評
・ディミーアの頃と同様デッキの中身をアドバンテージの塊にする必要がある。
・ともかく序盤をマナブースとして凌ぐ。印鑑は必須。
・デカブツに対する解決策は必須。
・優秀なスペルを早めに厳選して取る。
・線が細いのでフィニッシャーは見逃すな。
デッキ構築が大変難しいのですが、デッキの動きの面白さは保障します。あと突っ込みあればコメントよろしく。ではでは。
コメント
印鑑の点数は決して上がっていないと思うんだけど。
むしろ、土地を入れておきたい。
もっとも、壊される事を前提に入れないのは可笑しい話だけどね。
まあ、点数は少しづつ下がったと言う事で。
印鑑の点数ね。
最初から印鑑の点数を下げるよりも、「確実に相手のデッキに入っている印鑑を壊せる《ブリキ通りの悪党/Tin Street Hooligan》の点数が高い」と考える方が自然に思う。
多色環境になった点を考えれば、印鑑の点数が上がってないはずがない。